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皇居内で新種のニリンソウを発見 国立科学博物館

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皇居・吹上御苑で発見された新種「フキアゲニリンソウ」の花(国立科学博物館提供)

平成21年から今年3月まで皇居に生息する動植物の調査をしていた国立科学博物館は16日、新種のニリンソウを発見したなどとする調査結果を発表した。

  新種のニリンソウは、天皇、皇后両陛下のお住まいの御所がある「吹上御苑」で見つかったことから、「フキアゲニリンソウ」と名づけられた。高さ40~50 センチで、4月中旬ごろに直径約3センチの白い花が咲く。通常のニリンソウより大きく、雨が降ると花がうなだれるように下を向くのが特徴という。

 雑木林内に群生し、皇太子ご一家や宮家の方々がお住まいの赤坂御用地内でも見つかった。博物館は先月末、両陛下に結果を報告。側近によると、散策などで見かけていた両陛下は、新種であることに驚いたご様子だったという。

 このほかハチ類の新種「ニホンコシアカハバチ」も発見。今回は約5千種が確認された8~12年度の第1次に続く第2次調査で、約900種を新たに確認した。

2014.5.16 19:28 産經新聞