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皇居に新種「フキアゲニリンソウ」 国立科学博物館が調査

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皇居で見つかった新種「フキアゲニリンソウ」=国立科学博物館提供共同

 皇居に新種のニリンソウ――。国立科学博物館は16日、2009~13年度に皇居内の一部で実施した動植物の生息状況の調査結果を公表した。計3448種の動植物が確認され、少なくとも3種は新種と断定した。絶滅危惧種も相次いで見つかった。

 皇居内の雑木林や堀などで確認されたのは植物711種、動物2737種。899種は皇居で初めて観察された。絶滅が危惧されているコケの仲間なども見つかった。

  新種のニリンソウは丈が長く、春に通常のニリンソウの約2倍の大きさの白い花(直径約4センチ)を咲かせるのが特徴。御所がある「吹上御苑」で見つかった ことから「フキアゲニリンソウ」と命名された。散策の際に見かけていた天皇、皇后両陛下は新種との説明に驚かれていたという。

2014/5/16 20:18 日経新聞